山口県知事選挙、二井関成氏に再度登板願えまいか?埋立免許失効を言った人だから。

また県知事選挙がある。

今回は、静観する。

もちろん投票はする。

けれども、積極的に動こうとは何故だか思わない。

細川元首相の立候補で俄然興味深くなった東京都知事選に比べて、何の面白みもない。

自民党県連は後継候補として、総務省財政課財政企画官の村岡嗣政氏(41)=15日付で同省を退職=を擁立することを決めた。

村岡氏は無所属で立候補し、自民の推薦を受ける。

 村岡氏は山口県宇部市出身。東大卒で1996年に自治省(現総務省)入省。広島市財政課長や高知県財政課長などを歴任した。


はい。

自民党県連が決めたので、次の山口県知事はこの41歳の官僚が上から降りてきます。


愚かな県民のみなさんは、何も考えずにそれに従ってください。

ちなみに何も変化しませんし、上関原発もそのまんまでしょう。


しかしまぁ、自民党県連ってのは東大出身の官僚が好きやね。

これで何人目?


マジでコンプレックスなんやろか?


山口の中央指向というか中央嗜好は、地元に対する自信のなさの裏返しなのかなぁ?


もうそろそろ満腹なんですけど、この傾向。


おもんないわ、ちっとも。



次期山口県知事の談話、以下。


上関原発の埋め立て免許延長の可否判断は「県が中国電力に補足説明を求めており、回答を待って判断する」と述べ、昨年3月時点で判断を1年程度先送りするとした山本氏と歩調を合わせた。回答前の失効は「考えていない」として、失効させる方針を示した二井関成元知事とは一線を画した。上関原発建設計画の是非は「エネルギー政策は国策で、国の責任で位置付けを明確にしてほしい」とかわした。



当選する前から、どんなことになるのかだいたいよく分かりました。

祝島の人たちが抗議に行ってもダンマリ作戦ですね。

ありがとうございます。

ちなみに、前々知事の二井関成さんはよく美術館付近でお見かけします。

お辞めになる前に失効させるという英断をされましたね。

「こら!後継者よ、俺の判断にケチを付けるじゃねぇ!」と大鉈を振ってくれませんかね?

小泉さんも、細川さんも、お元気ですし、こうなったらもう一度、山口県知事、二井関成ってもあり??!!



美術館長兼務でもええからさ。












以下、前回の選挙のサワ氏の私見。


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2012山口県知事選挙 私見
選挙は川上からやらなくちゃ
そして どぶ板を渡らなくちゃ
それに参加する誰もが 同志愛で結ばれていることが肝心だ

その実戦部隊たる勝手連が あまりにも少なかった
その上 中央から来たコンピューター釘付けの空中戦専門選挙屋チームにこき使われるか 排除された
チラシ投函 ポスター貼り 電話かけに追われた 
それは必要なことだったのだろう 
だが雨天炎天下を駆け巡る勝手連に対して 本部の者の人間的な思いやりはなかった 仕事の歯車のひとつとして扱われた勝手連の中には これは中央集権だと身を引く者も出た

基本的に選挙プロは 選挙アマの手法を認めなかった 勝手連の主催したライブや祭には顔を出さなかった 
選挙事務所でやった 互いの溝を埋めるためと より広くボランティアを求めるためのライブでは せっかくだから10分でも一緒にの誘いを断り 会議があるからと 本部スタッフは事務所を全員が出た

その他の事例は近くブログに発表するが もしかしたら人間と人間の直接の交流や合議を遮断して 個人の目覚め つまり 3.11以来盛り上がって来た デモ 座り込みの波が 反原発候補の当選につながらないように 小異にこだわり大同を捨てる巨大な洗脳機関に 知らずして分断されているのではないか ともとれる事例が続いた 

事実3.11以来山口県だけでも 上関原発から30キロ圏の光市では惜敗だったが 上関町は過去の結果より大差で 柳井市はビリで 地方選に負け続けている
今回の知事選では主婦と女性が内外から集まったが 若者は誰が当選しても何も変わらない とシラケる者が多かった 
正に選挙は今の社会を映す鏡である

勝手連の若者が意を決っして自主的に始めた辻立ちも 山口県一周した自転車部隊も 本部からの参加や心情的な応援は無きに等しかった

他所から出張して来た選挙ブレーンは徹夜までして 突然立候補した無所属無党派の飯田てつなりを 地元に知らせるための宣教プログラムをこなすだけで精一杯だった 
山口の土地に立ち 歩き 話し 走ることは 勝手連だけだった 
致し方ないことだったのかも知れない

若者流出した山口県 川上の 平均年齢70歳以上の村では 3倍の差で自民公明推薦議員が取った 投票率の一番高いのは70歳代なのだ 
たぶん都市のどぶ板住民も そうなびいた 相手側は 地縁血縁を 土地の顔役がくまなく回った
連戦連勝の保守王国はまた勝った 
反原発候補はまた負けた
17日間の選挙戦の幕は降りた

だが勝手連も学習した
本部共々健闘した
刺客的な役となった二人の候補者がもぎとった9万票ほどが 当否を決めたが 無風選挙を決め込んでいた 中央官庁の天下り知事候補を 背中を見るまで追い詰めた

そして 飯田候補もサポーターも 落選しても めげていない
体力気力共々 ますますアップしている
政治家と選挙民は 互いに育て合う
これからも 流れは続き 太く時代を流れ続けるだろう


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