1999年にガンジスで出会った数珠を売っていたおじさん。
「コレ、白檀。ホンモノね。」
買ったその日のうちに白檀の香りはどこへやら。
2004年に再び訪れたバラナシ、ダシャシュワメードガートの同じところにおじさんは立って、同じように数珠を売っていた。
I know you , I met you here 5years ago.
I bought from you.
おじさんは、笑って数珠をひとつくれた。
僕は、家族へのおみやげにもうひとつ買った。
今日も、あのおじさんはガンガーの前で数珠を売ってるんだろうな。