山口三名水、最後のひとつ 柳の水がサンデー山口に掲載されました。みほり峠 いきいきサロン
『雑草の刈払機というのは一種の酒のような陶酔感があるのかもしれない。』
柳の水のことが、地元のフリーペーパーに掲載された。
フリーペーパーは今でこそ、ウィングさんとかサンデー西京さんとか「ほっぷ」さんとかいろいろある。
けれども、さすがサンデー山口!!
しかも1面!!
「美しいまち山口運動NEWS」
室町時代からの清水をつなぐ
柳の水を守る会
と、デカイ字で。
ありがたい。
続いて、
「山口三名水」の一つに数えられる「柳の水」周辺を再生しようと、「柳の水を守る会」(山本花香会長)のメンバー4人が8日、「美しいまち山口運動」のタスキを掛けて付近の清掃活動をした。
とある。
そのタスキ・・・。
みほり峠の提供じゃないか!!!!!!!
満腹セット、本当に満腹になったなぁ・・・。
知っている人はいるだろうか?
みほり峠の満腹セット。
うどんと親子丼のセット。
最強だ。
麺と丼。
しかも550円だった。
山口市で有名な「両方」の店よりは、みほり峠のクオリティを推したかった。
昔は西門前にあって、おそらくあれが一号店。
安くて美味くて速くて、そして何よりお腹一杯にさせてくれた。
『みほり峠』
行かなくなって久しいけれど、こんな所で再会するとは。
子供連れでも安心して行ける店。
ご飯を食べた後に、小さなオモチャまでくれるから、子どもはそりゃ行きたがる。
『みほり峠』の西門前のお店の正面に「ふじい」だったかな?洋食店があった。
あそこのお子様ランチは、和食の「みほり峠」よりも子ども心には魅力的だったのだ。
それはともかく、みほり峠提供のタスキが「柳の水を守る会」にはある。
私も有難く押し戴いたが、雑草の刈払には万が一があってはならないので、タスキを使わない、いや使えない。
本当はタスキを掛けて雑草を刈りたい。
けれども、使えない。
もったいないし。
結構丈夫に作ってあるし、誰も見てないし(笑)
腰丈ほども伸びた萱の中に入るときには、おそらく利便性に欠ける。
あ、それから「ボランティア活動中」という大きな字がすごくなんか申し訳ない気分になる。
介護の仕事をしていますというと、みんな良いことをされていますねと一様に言われるが、実際にはベルトコンベアーに乗せられた人間処理工場だったりするのと同じ感覚だ。
(そうでないところもあったことは確かだけれども、多かれ少なかれその気はある)
『みほり峠』さん、タスキを掛けて、写真を撮りますとかから「うどん100円引き」券とかください。
フェイスブックとかに載せますから、ネギ多目でお願いします。
それは兎も角、草刈、主に萱刈り、しかも機械でジャンジャンっていうのは、まぁ贅沢なものだ。
きっと開拓した先人たちから見れば、魔法だ!!
この田んぼを作った最初の人。
この田んぼを切り開いた、その意思を持った魂。
この田んぼをずっと守ってきた連綿とした繋がり。
ありがとう。
そんなことをちっとも思わないで、ジャンジャン草を刈った。
汗びっしょり。
喉が渇けば、すぐそこに湧き出る山水。
だんだんと姿を見せる棚田。
燃料も自分で払うことにした。
誰かの払ってくれた燃料でこんなに楽しいことをしているとバチが当たる。
少しずつ棚田が本来の姿を見せてくれるのが楽しい。
そして、柳の水を飲んで本当においしいという人がおられるのも、本当にうれしい。
地域社協のいきいきサロンの参加の方々に飲んで頂く為に、汲み立てを持って行った。
山から湧いた一発目の水は、活きている。
腸が活性化する。
「おいしい!!」と言われて、3杯も飲まれた方がおられた。
「おいしい」っていいなぁ。
「私は柳の水の近くで生まれ育ちました」と言われる方もおられて、
私は、「じゃったら、産湯も柳の水だったのかもしれませんね!!」と言いました。
すごく笑顔のその方は、帰りにペットボトルに入れてくださいと言われました。
すっごいうれしかったーーー!!!
山口に産まれて、山口に育ち、山口に暮らすグランマザーに命の水が届いた気がして。
3杯も飲んでくれた人は、日頃から水分補給を促されてもなかなか難しい人だと後から聴いた。
身体の欲する水ならば、たくさん飲めるけど、「水分補給」になると受け付けないとうのはむしろ自然なことなのかもしれないな。
こんなことなら、水を配ってもええなと思った。
こんなときには、きっと「美しいまち山口運動」のタスキは使えるな。
ボランティア活動中。
お金を払ってでもやりたいことをできるのは、ひとえにご先祖さまのお陰です。
お墓参りは大事だ。
先祖は大切だ。
子孫も大切だ。
友達も大切だ。
水は大切だ。
天と地の間に、人の間に、つながって生きてる。