社会福祉介護文化リフォーム事業「できるかな?」  いいですねー。僕なんてドロップアウトのペンキ塗りですよ


生まれもっての飽き易の惚れ易と祖母からの太鼓判。

平易にいえば、熱し易く冷め易い。

そんな自分の性質も、長年付き合ってきたからもう分かる。


今日は、外の作業にしよう。

室内の作業は、黙々。

玄関の引き戸を塗ろう。


これも残った塗料を使う。

買わない、捨てない、もったいない。

ちょうどもらい物の残り物。

しかもドイツの塗料、オスモカラー。

筆は解体家屋からもらってきた書道用の太いもの。

なんとまぁ、この色が古い家屋に合うこと、この上ない!!

建具の汚れを濡らしたタオルで落とす。

無垢の木の玄関戸、オスモのオイルと色がじわりと沁みてく。



家の前は、軽自動車一台がやっと通れるほどの小道。

歩いて行き交う人に「こんにちは」とご挨拶。

「綺麗になりますね、ご苦労様」

「いい天気ですね」

そのうちに、ジュースと大根の葉をもらった。

刻んでちりめんじゃこと和えて、おにぎりにしよう。

外の作業は楽しい。

同級生のお父さんが通る。

息子は東京の大手の銀行の副支店長になったと。

「いいですねー。僕なんてドロップアウトのペンキ塗りですよ」



できた!!

いいねー。

引き締まるねー。

自画自賛とはこのことだ。




住宅会社や社会福祉、いろんな仕事をしてきた。

長続きしないともいえるけど、一貫して自由気ままとも言える。

楽しくてしかたがないことばかりやってるから。


一級建築士T氏のかつての作品の平面、立面、パース、断面、配置図、内観図、字図をフスマに貼ると、懐かしがってくれる。

あぁ、この家はこんな工夫をしたとか、こんなところを苦労したとかいろいろ思い出すみたい。







壁の漆喰も一面はホームセンターで買った新しい漆喰を塗ってみた。


この一面は、上に塗るのではなくて、紙やすりで削ってみた。


足し算から引き算へ。


光の放射を実った稲穂のようなカーブで。

いいねー。

美しいねー。

自画自賛。



それなりに美しいと思うけどどうかな?


今日はちょっと寒いな。


カセットコンロにヤカンとトックリで、熱燗でも飲みながらやろっかなぁ。


社会福祉介護文化リフォーム事業「できるかな?」


本日も楽しく、あるもので、買わずに、遊びながらやってまーす。


口から愚痴を吐いてる暇があったら、頭使って、手を動かした方が面白いし、仕事終わった後のビールが美味いよぉ〜。