古くなればなるほど輝きを増す。
瑠璃光寺五重塔
山口市の宝。
古くなれば古くなるほど輝きを増すものと
新しいときが絶頂でどんどん輝きを失うものがある。
ある人から教えてもらった判断基準。
ものごとをみる目。
古くなれば古くなるほど輝きを増すものと
新しいときが絶頂でどんどん輝きを失うものがある。
建物、家、食べ物、人・・・。
500年もの間、ずっと人々に愛される五重塔。
たかだか数十年で巨大なコンクリートのゴミとなるマンション。
6年ものの梅干。
子どもの頃からの腐れ縁。
現場工期29日の鉄骨ユニット住宅。
「いらっしゃいませ」と「こんにちは」が一体化した店員の挨拶。
海の水そのままをにがりに使った祝島の石豆腐は原発を許さない。
本当の意味での経済性とは、経世済民。
持続可能な世の中のヒントは、かなり身近なところにあるのだと思う。
今あるものを大切にして、新しく何かを作るときには子や孫のことも考えてから。
新しい時代がすぐそこまで。
光が射してくる。
誰も彼も分け隔てなく、全てに降り注ぐ。