N氏のエッセイ 『私が防府市長になったら』 (続き)
N氏のエッセイ
『私が防府市長になったら』
(続き)
公害も何もない風光明媚な防府市。
老人天国として、その老人の住みよい町作りに専念すれば、それなりの町が出来るのではなかろうか?
人間は何時かは皆老人になる。
その老人が有終の美を飾るというか、人生の最期を恵まれた環境で過ごす、これもまた意義あることではなかろうか。
老人の活力を活かした日本一の老人天国を目指そうではないか。
実現が可能か不可能かは別として空想の世界では発想は自由。そこでこんな案はどうだろう。
その向島の山の上に自衛隊の飛行基地を作り、現在の自衛隊基地を移転する。
飛行機の基礎訓練をするだけの基地としては現在の飛行場は広すぎる。ほとんどが遊休地のような気がするがどうだろう。
今の飛行場は戦時中の施設の名残で今は必要ないと思う。
海の上を飛行訓練すれば、騒音防止にもなる。
この移転によってできる土地はいまのところ、工場誘致は難しいのでソーラー発電に使えば、相当の発電ができる。
もともと製塩の盛んであった防府は気候もよくソーラー発電にはもってこいの土地柄と思う。
防府の近代化を夢見た頃は、東京の新宿の如く副都心の夢をみたこともあったが、今ではそれも夢のまた夢。
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