上関原発:住民監査請求申し立てへ  「ズッコケ三人組」シリーズの児童文学作家の那須正幹さんら

毎日新聞の記事より



上関原発:住民監査請求申し立てへ

毎日新聞 2013年06月09日 09時30分(最終更新 06月09日 10時02分)
 ◇予定地埋め立て申請の判断先送りは「不作為の違法」

 中国電力広島市)が山口県上関町に計画する上関原発予定地の海面埋め立て免許の延長申請を巡り、山本繁太郎知事が許可・不許可の判断を1年以上も先送りするとしているのは「不作為の違法」として、市民団体や作家らが11日、県監査委員に住民監査請求を申し立てる。却下・棄却された場合は住民訴訟に踏み切る構えだ。

 監査請求するのは、「上関原発を建てさせない祝島島民の会」や、「ズッコケ三人組」シリーズで有名な児童文学作家の那須正幹さんら。審査に通常必要な期間を超えているのに判断しないのは「行政の誠実執行義務に照らし違法で、免許は失効している」と主張。知事に対して、遅延期間中の職員の人件費の県への返還を求めている。更に、監査請求書には中国電に埋め立て予定地のブイを撤去させ、原状を回復するよう記載もしている。

 免許を巡っては2011年6月、当時の二井関成知事が福島第1原発事故を踏まえ延長を許可しない方針を表明。山本知事は当初、方針を引き継ぐとして中国電が昨年10月に3年間の延長を申請した際は「不許可の処分とする」と、免許を失効させると明言。しかし、政権交代後の今年3月の県議会では、判断を少なくとも1年程度先送りすると表明した。【尾村洋介】



ズッコケ三人組」シリーズ、小学生の頃に読みました。

那須先生、さすが!!


山本繁太郎知事、お具合は如何なものでしょう?