2015-01-01から1年間の記事一覧

人生も生きてること自体が生きている意味なのかもしれない。 香港→広州→昆明

フィリピン人の女の子、マルちゃんとメインストリートのマックで待 ち合わせ。 Tomさんと3人で朝食。 Tomさんはカナダに帰る日。空港行きのバスへ乗り込むのを見送る。 「またどこかで会いましょう」 「カナダにおいでよ、部屋はいつも空いてるからさ…

中国人のジョニー、カナダ国籍日本人トムさん、フィリピンのマルちゃんと出会う。

6 月2 日 朝イチでYHに行き、アケミちゃんと本の交換をする。 旅先で出会う人と本の交換をすると面白い。 自分では買わないであろう、読まないであろう本が手元にやってくる。 活字に飢えているから、読む。 読んでみたら、かなりよかった・・・なんてこと…

立つ位置が変ると、同じ音も うるさい と たのしい になるんだ。 現実は、音が鳴っているということだけ。

24 日 宿で目を覚ます。 マジで生きてることに感謝した。ラサからゴルムドを抜け、一気に西寧、蘭州へ。本州くらいかな。2100kmの一気で寝台バス移動。死ぬかと思った。もうヤダ。 蘭州名物、蘭州牛肉麺を食べる。生きている。 25 日 6 時半に目覚める…

生きている。 他人がいて、自分が生きていることが分かるんだ。

5月18日 竜の棲むといわれるチベットの湖、ナムツォにいる。 小高い山に登る。風に吹かれている。人工物の何もない世界。見渡す限りの荒涼に誰もいない。歩いている自分だけの世界。いったい生きているのか死んでいるのか。ここはどこなのか?ふと気がつ…

チベット、ラサからナムツォ湖へ

5月13日 今朝はジョカンに行かず、部屋で手紙を書いて過ごす。 他の3人が帰ってきた後、部屋をドミトリーに移す。 書き上げた手紙を郵便局まで持ってゆく。 セラ寺で、チベット僧たちの修行の様子を見学する。 5 月14 日 朝、起きて宿の屋上で朝日を眺め…

日本を出るときには全く想像もしていなかったところに来てしまった感は否めない。成都>チベット ラサ

5月7日 7時に目覚め、シャワーを浴びる。歯を磨こうと思ったら、歯ブラシがない。全くどんどん忘れっぽくなってゆく。執着してもしゃーないし、戻ってもこないのでヘアブラシも捨てた。 外へ出て、お粥と包子で1.8 元。歯ブラシ2.5 元。 日本に手紙を書く…

上海 浦江飯店の日々、 時間が無限にあることってリッチだな。

寧波出て、上海駅へ着く。慣れた地下鉄で外灘へ。雨宿りしていると日本人が隣へ。 シゲムラさんという。 一緒に昼ごはんを食べる。 浦江飯店に宿をとる。 雲南省で10 年間、中国拳法を学んでいるというKさんに出会う。 夜は3 人で食事をする。 5 月1 日 07:…

上海から成都へ

5 月4 日 目が覚めると11 時だった。 部屋の床には、チョージが寝てる。 隣のベッドにはMくんが寝てる。部屋は3 人分の荷物が散乱してる。 3 人でいつもの小龍包の店に行って朝食。ここの店は何を食ってもうまい。だからいつも地元の人で満席に近い。 だが…

上海、一泊分と同じ値段のビールを飲みながら、夜景を見た。 美しい空虚。寧波の女の子。

上海、一泊分と同じ値段のビールを飲みながら、夜景を見た。美しい空虚。何故だか2元で飲んでた北京の安宿の瓶ビールが恋しくなる。 4 月28 日 朝食、4 人で餃子を食べに行く。 下町の中華料理は、アメリカ人の口に合うのか? 好きなものをオーダーしてシェ…

だから、今の山口を観ると「外国人だったら喜んでくれそうなものをどんどん破壊して、どこにでもあるようなものを作っている」としか思えない。

10年以上経った今だから、感じたり、分かったりすることもある。そのときは、同一線上にあって見えなかった物事が、10年経って離れていると、見えてくることもある。そのときは、分からなかったけど時が経つと分かることがある。北京と上海の違いなんて、旅…

山口県の上関原発は人類史上初の縄文遺跡の上に原子炉を建てる計画だった。

この人とつきあってたら、ひでぇ目にあうんやろうなぁ〜っていう勘が働くときがある。それは当たるんだけれども、甘美なこともあるから厄介だ。そう思うと、ひでぇ目にあうのもまた吉なのだ。けれども、究極的に違うのもある。この人は違うなぁと思いながら…

さよなら北京、こんちは上海

明日の夜、ここを出て上海へ向かう。なんか満足。宿へ戻り、頼んでいた洗濯物を受け取る。 服務員が「今日の宿代が未払いだ」と無表情に言う。 確かに今朝、支払っている。領収をみせろと言われる。 うきゃ。捨てちゃった。ムカ〜ッ! フロントに行って確認…

このときの僕はまだ掃除が幸運をもたらすことなんて気がついていない。

朝、7 時に目が覚める。 ドミトリーなので、周囲の人はみんな寝てて、物音を立てないように起きる。 この辺が日本人らしさだなぁと思いながら、ドミトリーの奥にある共同のシャワーを浴びる。ホットシャワーのはずが水が出る。 まぁ、いい。眠気覚ましになっ…

ドミトリー 旅の仲間 人間交差点 決めてないけど、決まってるんだ。自分は何も知らないことを知る旅

青島→北京青島発北京行の列車の中 満席の列車。深夜までものすごく大きな声でみんなおしゃべりしてるし、車内販売もしつこいくらい周ってきた。 でも、さすがに午前2時を過ぎたくらいから、みんなぐったりして無 口になってきた。 今、4:44AM。おそら…

青島から北京へ 2004年当時、北京にいた友達? 誰だったけなぁ?

2004年4月16日 中国3日目 青島の街も十分観たし、次に行こう。 今日はチケットを取って1日休養しよう。 昨日、ネットカフェがあったところはどこだったっけ? 漢字って実に便利だ。 我要再住一天 没有熱水 「もう一泊したいんですけど。シャワーから熱いお…

あれからもう11年も経つ。 読み返すと、11年前の自分に出会う。

11年前に、下関の港から船に乗り、中国の青島へ渡った。あれからもう11年も経つ。読み返すと、11年前の自分に出会う。〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2004年4月14日新山口駅まで2 人の友人がトラックで送ってくれた。下関まで鈍行列 車で行く。 シーモ…

見慣れた景色も見方を変えれば、全く違った景色に見えるときがある。

見慣れた景色も見方を変えれば、全く違った景色に見えるときがある。ヒマラヤの山の中の棚田もわざわざそれを見に来る外国人観光客からみれば、ファンタスティックでディープエコロジーな世界だろうが、地元の者からすれば「普通」だろう。多くの観光客が訪…

自宅の周囲に監視カメラを設置して、それをインターネット経由のスマホで見ることができるようにして、「これで世界中から我が家を見ることができるんだ」と誇らしげに語る人に会ったことがある。

山口県庁の建物のデザイン、よく見てみると面白い。そぎ落としてそぎ落として、鋭敏になった何かの塊のようだ。柱の影から、黒いコートを身にまとったキアヌ・リーブスが機関銃を持って出現しそうな。けれども、自分が居て落ち着く場所はそれとは対極の木造…

古くなれば美しさを増すものと、出来た時点が最も綺麗で古くなれば価値を失うものがある。

山口七夕ちょうちん祭り約450年前の室町時代より始まり、大内氏の第26代盛見が父大内弘世を祀った盆提灯が各家庭に広まったものが由来といわれている。約10万個の紅提灯が織りなす炎のトンネルが幻想的である。 今年も準備が始まってる。山の竹を切り出して…

「迷惑を掛けるな」と教えるのが道徳 「迷惑を掛けている」と教えるのが宗教

知らない町の風景を眺めるのが好きだ。地元の人たちの日常は、旅人には非日常。誰かの当たり前が、誰かには新鮮な驚き。宿の窓から見える一つひとつの生活。 屋形船が浮いていて、地元の役場の人達の宴会があって、朝の散歩も楽しい。 「迷惑を掛けるな」と…

「この時代に生きる 私たちの矛盾」

「きかんしゃトーマス」の英語版ナレーションを担当していたジョージ・カーリンさんという方が最愛の奥さんを亡くされたときに、ボブ・ムーアヘッドという牧師さんの説教の一部を引用して友人に送った有名なメール文です。 以下、コピー。 「この時代に生き…

地獄から凱旋、高らかな笑い声を響かせて。

地獄から凱旋、高らかな笑い声を響かせて。 『 風太郎ライブ 』7月28日(火)open 7:00 start 7:30 fee 2000 (with 1 D)山口市湯田温泉 3-7-7 TEL 090-2809-8136オルガンズメロディ guest: NTS73歳日本最高齢ラッパー暗黒吟遊詩人サワ、地獄より緊急凱…

73歳日本最高齢ラッパー暗黒吟遊詩人サワ、 地獄より緊急凱旋帰国ライブ !!

『 風太郎ライブ 』7月28日(火)open 7:00 start 7:30 fee 2000 (with 1 D)山口市湯田温泉 3-7-7 TEL 090-2809-8136オルガンズメロディ guest: NTS73歳日本最高齢ラッパー暗黒吟遊詩人サワ、地獄より緊急凱旋帰国ライブ !!fire burn !! 酸欠状態の…

ピカピカやツルツルの開発よりもむしろ、こういうことを応援したくなる。

人通りのまばらな午後8時の商店街。煌々と蛍光灯がレールのように。地元の街に監視カメラが設置された。安全安心の名の元に。半分かそれ以上が「補助金」で賄えるというマヤカシ。同意した憶えはないのに、家の玄関までが監視カメラの領域。 開業して、まだ…

4泊5日の沖縄月光荘沈没。那覇の宿屋で引きこもり。

沖縄〜福岡のエアチケットが片道5000円、往復10000円だという電話が掛かってきて、すぐにPCを開いた。ピーチという航空会社らしい。全く知らなかった。とにかくすぐに予約を入れて、嫁さんには事後承諾を得た。山口を離れて、夏至を沖縄で過ごす…

卆寿翁は、この手紙をくれながら、『あなたと出会ったことは金鉱を掘り当てたことのようだ』と言ってくれた。

『生きていりゃ、こんなこともあるもんだなぁ』と思った再会に立ち会ったことを一昨日、書いた。それを読んだ友人が「橋渡し触媒作用」と銘してくれた。橋を渡して触媒する、本人は全く変わらない。真に評して、言い得て妙だ。その70年ぶりの再会のことを…

同じ年寄りでも、未だに原発は必要とか言いよるもんとは大違いじゃのぉた。

朝、目覚める時にはもうシルバー人材センターの方々が颯爽と玄関に入って来られ、庭へと通じるアルミサッシの窓を外された。軍隊並みに統率力が取れていて、しかもああでもないこうでもないの取り留めのない会話をされながらのユルさがいい。アジサイが剪定…

生きていりゃ、こんなこともあるもんだなぁ。

高齢者施設に入所しておられる86歳のAさん。毎月アクリルタワシを50個編んでくださる。50個になったら、車椅子のまま乗れる自動車でお迎えにあがり、その日は一日、好きなところへ行き、好きなものを食べる。そういう約束をしている。これまでは、ま…

「バナナ買う、バナナ買う、バナナ買う」

あの町、今もあのリキシャは走っているだろうか?あの川、今も同じように流れているのだろう。あの国で受けた衝撃は、今も身体の中に疼いている。今も。「バナナ買う、バナナ買う、バナナ買う」宿の前の路上のバナナ売り。誰も話す人がいなくて、話を聴いて…

大分の鯵、カマスの干物、絶品。 さいき 海の市場まるから。

新しく出来たどこかの町の道の駅の魚は、大分の漁協から買っているという噂を聞いた。噂だから本当かどうかは分からないが、海はつながっているし、同じことだ。関鯵とか関鯖とかも、大分で獲れればそういうブランドになるらしい。祝島の漁師さんの船に乗せ…